4代目 1971年(昭和46年〜)MS60型

MS60型の車両画像

車両概要

  • 目に見えない壁「空気」と対決するための「空力」をデザインに取り入れ、スピンドルシェイプ(紡錘形)と名付けられた角の取れた斬新なスタイルとなった。
  • セダン、ハードトップともにボンネットフードを大きく盛り上げ、フロントグリルとボンネットの間にスリットを刻み、そこに車幅灯とウインカーランプを埋め込んでいた。
  • 三角窓が廃止され、クリーンなサイドビューを形作り、ボディと一体化された前後バンパーと共に非常に凝ったデザイン。
  • エンジンはすべて直列6気筒。進歩的な電子制御3速ATが装備された。

主な特徴

  • ロングノーズ、ショートデッキの特徴的なスピンドルシェイプ
  • 車名を「トヨペットクラウン」から「トヨタクラウン」へ
  • オートドライブ採用
  • EFI(電子制御燃料噴射)仕様追加

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「エレガンツ・クラウン誕生---男盛りの新しい個性」
社会的には、排ガス問題、高速事故の増大などを受けて自動車そのものに対して批判的な意見が多く生まれた時代であり、そこに生まれた4代目は、独自のペリメーターフレーム、人間工学を駆使したメーターまわりなど、クラウンの持つ安全性を、イメージではなく事実で語りかけた。

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